1.技術開発・新商品開発プロジェクト支援サービス
ものづくりの基盤技術は、自動車や医療機器、宇宙・航空、ロボット等の産業分野に資する重要な技術です。日本経済の持続的発展には、ものづくり中小企業が市場ニーズを踏まえ、より高度な技術開発に果敢に挑戦していくことが必要です。
経済産業省は、成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)において、中小企業・小規模事業者が大学、公設試等の研究機関等と連携して行う、製品化につながる可能性の高い研究開発、試作品開発等及び販路開拓への取組を一貫して支援しています。
事業管理機関検索 | Go-Techナビ (meti.go.jp)
よこはまTLOでは、この成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)への申請支援、採択後の研究開発支援、運営管理を行います。
補助事業期間:2年度または3年度
補助金額(上限額):
単年度あたり4,500万円以下、
3年間の合計で9,750万円以下
(中小企業者が受け取る補助金額が補助金総額の2/3以上であること)
※ものづくり補助金など各種補助金取得支援も行います。 是非、ご相談ください。
2.産学連携支援サービス(産学連携プラットフォーム)
産学連携の技術開発活動を支援し、技術開発の高度化及び効率化を進めます。
3.専門技術者による開発・教育支援サービス
人材の紹介、オンライン教育などを活用して、技術開発を支援します
1.定年退職した元大学研究者による技術開発支援、教育支援
2.企業を定年退職した専門技術者による技術開発支援
3.オンライン教育、ビデオコンテンツなどによる技術者の学び直し支援
4.承認TLOとしての活動・サービス
承認TLOとは
大学等技術移転促進法(TLO法)※に基づき、文部科学大臣と経済産業大臣により特定大学技術移転事業(TLO事業)の実施計画の承認を受けたTLOのことです。
※大学等における技術に関する研究成果の民間事業者への移転の促進に関する法律(平成10年5月6日法律第52号)
使える特許の発掘
私たち「よこはまTLO(株)」の役割は、単に技術、ライセンスの運用管理だけではありません。よく言われることですが、大学や公的研究機関から生み出される研究成果(シーズ)は、そのままでは企業ニーズに合致することは少なく、なかなか事業化される機会がありません。
そうした研究成果(シーズ)に対して、色々な視点から検討を加え、産業界のニーズに合った形での特許提案(使えるシーズへの転換)をします。時には一見ニーズの主題とは異なるような研究テーマも視点を変えて、新たなシーズとして発展させることで、事業化へのニーズにマッチさせます(使えるニーズへの転換)。専門分野別弁理士、民間企業で豊富な経験を積んだ特許流通アドバイザー、技術移転スペシャリスト等の特許の専門家が見抜いて商品価値を高めることで付加価値をつけます。
地域と連携した知的創造サイクルの確立
わが国有数の研究機関の集積地域である神奈川県内の知的創造サイクルの形成を図ります。一つの大学に拘るのではなく、地域の多くの大学、研究機関と積極的な連携を図ることで、広範な技術分野に亘るシーズ情報網を持つことができます。
さらに、産学連携を推進している公益法人、自治体、工業会連合、異業種交流、その他の団体があり、全てが地域産業の活性化と地域経済の活力化を目的として活動しております。これらの団体と共に積極的な連携を推進してゆきます。
知的創造サイクルの形成
大学等研究機関の研究成果(シーズ)を特許化し、事業化を希望する企業に技術移転します。そのライセンス対価を大学研究機関、及び発明者の教員の研究費等として配分することで、研究活動がより活性化する「知的創造サイクル」の形成を目指します。